9月5日、シャネル銀座ビル4階のCHANEL NEXUS HALLへ行ってきました。
ここでは写真展やコンサートなどさまざまな文化イベントが行われています。
今回の公演は、若手音楽家を支援するプログラム「シャネル・ピグマリオン・デイズ」の新シリーズ NEXT MOVEMENT。
ピグマリオン・デイズは2005年から続く取り組みで、これまで91名の音楽家を世に送り出してきました。
NEXT MOVEMENTは、そのプログラムを経て第一線で活躍するアーティストに自由な挑戦の場を提供する新企画です。
私は以前からピグマリオン・デイズに何度も応募していましたが落選続き。
「やはりシャネル製品を購入している人でないと難しいのかな」と諦めかけていました。
それでも、昔の購入履歴から顧客名簿に残していただいていたようで、お知らせメールを通じて応募を続けていたところ、今回ついに当選!
当日を心待ちにして銀座へ向かいました。
当日の流れ
私の場合、シャネルから届いた案内メールで応募しました。
最近はネクサスホールの公式サイトから応募する仕組みになっていて、当落の知らせをメールで受け取ります。
当選メールにはQRコードが添付されていました。
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二週間前と前日にリマインドメールあり
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キャンセルする際は必ず連絡が必要
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不参加だと今後当選しにくくなる、とも記載されていました
当日はシャネル銀座ビルへ。
正面ではなくマロニエ通り側の入口に列ができていて、私は開場時間から10分ほど遅れて到着したのですが、すでに人が並んでいました。
QRコードのチェックを済ませるとエレベーターへ。
印象的だったのは、「先に並んだ人が先に降りられる」よう工夫されていたこと。
普通は先に乗ると降りるのが最後になってしまいますが、人数を区切って後ろからエレベーターに乗せる運営で、ブランドらしい心配りを感じました。
会場と演奏
会場には8席ずつ並んだ椅子が9列、2ブロックに分かれて配置され、中央通路からアーティストが入場するスタイル。舞台脇にも椅子があり、比較的多くの人が入れるつくりでした。
演奏は19時スタートで20時45分まで。途中10分の休憩を挟み、アンコールは2回。
出演は30代の男性アーティスト2人によるデュオ。
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チェロ:笹沼 樹さん
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クラシックギター:秋田 勇魚さん
お二人とも長身でスタイルがよく、ゆったりとしたおしゃれな服装。
クラシックのコンサートというとフォーマルなイメージが強いのですが、最近はこうしたスタイルもあるのだと新鮮でした。
シャネル・ネクサス・ホール「チェリスト 笹沼樹&クラシックギタリスト 秋田勇魚」のデュオコンサートを開催、抽選申込が7/1スタートhttps://t.co/v37M1cEv12 pic.twitter.com/2R0os4wR9o
— 小学館 Oggi (@oggi_jp) July 1, 2025
プログラムはアルゼンチン、スペイン、ブルガリアなどの楽曲中心で、リズム感ある情熱的な曲が多く、とても心に残りました。
音楽そのものの素晴らしさはもちろん、2人の演奏家の存在感も魅力的で、上質な時間を過ごせました。
終演後のひととき
演奏後にはシャンパンが振る舞われ、アーティストのお二人も出口付近でお客様と歓談されていました。
残念ながら私はアルコールが体質的に合わず、早めに退席しましたが、お酒を楽しめる方ならさらに素敵な時間になったと思います。
会場の雰囲気
スタッフは黒で統一した服装で、20〜40代の男女中心。
物腰が柔らかく丁寧な対応で、とても安心できました。
「シャネルのイベント」と聞くと身構えてしまいがちですが、来場者は意外とカジュアルな服装の方が多く、良い意味で自然体。
ドレスコードはありません。
緊張しながら足を運んだ私も、すぐに心地よい雰囲気に溶け込むことができました。
おまけ:銀座ごはん
食事は、シャネル銀座ビルから徒歩10分ほどのラーメン店「支那麺 はしご」で。
カウンターのみのお店です。
看板料理の担々麺を食べました。
一般的なこってりとした担々麺とは違い、こちらはスパイシー。
八角と山椒が効いています。
人によって好みが分かれるかもしれません。
無料でついてくる白米と漬物がとても美味でした!

まとめ
抽選でやっと参加できたシャネルのコンサート。
すてきな音楽とブランドらしい細やかな配慮、思いのほか自然体な会場の雰囲気に包まれて、とても贅沢なひとときを過ごすことができました。
ネクサスホールの公式ページはこちら
笹沼さんと秋田さん。
とても魅力的なお二人でした。
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