逐一感想
カスティエル、天界へお願いに行く
前回の兄貴の怒りようはすごかった。
もう、大噴火とでも表現したいぐらいで、てっきりサム&天使との間に溝ができちゃってるんじゃないかと思ったんですが、意外にも尾をひかず、天使と普通に会話しています。
ガブリエル問題について閃きを待っている兄貴。
一方、カスティエルは天使の力を借りることを思いつきました。
とはいえ、カスティエルは過去のもろもろで天使たちから恨みをかっている身。
ディーンは気がすすみませんが、選択の余地はありません。
カスティエルを天界に送り出すことに決めました。
天国の門(いつもの公園の砂場)に着いたカスティエルは、用心のために天使の剣を構えて警戒していますが、見張りの天使がいません。
いや、いました。
遊具のてっぺんで酒飲んでます。
しかも「まだ素面だ」と言いながら、酔ってます。
「どうぞ天界へ行ってちょうだい」的な態度で、まったく止めるそぶりもありません。
天使と闘う覚悟で来たカスティエルもさすがにこれは…と思ったらしく
君には天国の門を守る重要な責務があるんだぞ
と逆に説教する始末。
真面目だから…
しかし見張りの天使は「その剣で私を刺すか?別に構わない」とヘラヘラしてる始末。
どんどん不安になるカスティエル。
木馬に乗ってゆらゆら揺れてる天使を置いて、とりあえず天界へと昇っていきました。
さて、天界ですが……
一見変わりなさそうなんですが様子が変です。
まず、誰もいない。
そして時々暗くなる。
訝しく思いながらも、やっと現れた数人の天使に
ガブリエルの生存や別次元のミカエルの襲来などを説明して協力を仰ぎます。
が。
カスティエル、天界からお願いされる
カスティエルは天使たちにガブリエルの捜索を依頼にいったつもりでした。
しかし。
結論からいうと、逆に天使たちからガブリエルの捜索を依頼されてしまいました。
というのは、天使たちの数が減って
天界にいるのは9名だけになってしまったのです。
天使の数が減っているのは知っていたが……
あとは地上に残る1名か2名……思いっきり絶滅危惧種です。
天界のエネルギー源である天使たちの数が減ってしまった今は、天界の光も満足に保てなくなっているのだとか。
電力不足のように明るくなったり暗くなったりするのはそのせいだったのですね。
もし、天界を維持できなくなったら、天使たちが見守っていた魂が行き場を失って地上に戻り、地球は霊だらけになり、大勢の人間が死ぬことになる
って、問題がここにも(汗
なのでカスティエルの説明した事情は理解できても、一名たりとも天界を離れることができないので協力はできない、とのこと。
協力しないのではなく、協力できないのですね。
以上、奇跡の復活(第?弾)を遂げたナオミが
「あなたにもわかるように説明してあげる」
とわかりやすく上から目線で解説してくださいました。
愕然とするカスティエル。
最初はナオミの姿を見た途端、かつてのあれこれ(主に「ディーン」を大量に殺させたこと)を思い出してプンスコしてたカスティエルでしたが、天界の深刻な事態を知って、ナオミと連携することにした模様。
カスティエルはガブリエルを探して、天界に戻るよう説得をすると言い
ナオミはガブリエルが戻るまで天国の門を閉ざし、天界を保つと答えます。
しかし、天界を修復する方法を見つけたいカスティエルに対し
ナオミは「すべてには終わりがある」と少し諦観モード。
天国の門(公園の砂場)に戻って黄昏るカスティエルさん。
1マス進む→1マス進む→ふりだしに戻る
悲哀です。
雑感
汚職事件を起こした製薬会社の重役たちや彼らを迎えに来た死神たちを殺しまくっていたロウィーナ。
やがて現れる死神のボスと交渉して、息子クラウリーを生き返らせたかったのですが、自然界の秩序が乱れていくことを厭う死神のボスはサムにロウィーナの行動を妨げるよう託します。
というのは、ロウィーナの死に方は既に定まっていて、それはただひとつ、「サムに殺される」ことなのです。
願いであった「息子を生き返らせてもらうこと」は、結局叶わず、自分を殺すであろうサムを殺すこともできなかったロウィーナは、死神のボスから「息子の死を受け入れること」を諭され、罪の償いにウィンチェスター兄弟と組することに決めました。
これから兄弟と協力関係になるのですが、やはりルシファーのこともあって兄より弟との結びつきを感じます。
ロウィーナの苦しみを理解できるのはサムだけだし、サムの苦しみを理解できるのはロウィーナだけ。
特別な共感関係にある二人。
そんな二人が、「殺す側」と「殺される側」に必ずなるという運命なのが、昭和の忍者もの漫画みたいで熱いですね……(好き)
自分勝手な見所
待ちくたびれて暇するCatstiel
コメント
わかりやすいです!! 私、スパナチュの大ファンで、、、いつもありがとうございます
コメントありがとうございます!
スパナチュは本当に息の長い素晴らしいドラマですよね。
私もずっと大ファンで、いつまでも大好きです。
コメントをいただけてとても嬉しいです