なんと弟サムを演じているジャレッド・パダレッキが10月27日未明に逮捕されてしまいました……。暴行と泥酔の容疑だそうです。同日昼に釈放され、10月末にはバンクーバーでの撮影に戻ったらしいのですが、週末に予定されていたコンベンションはキャンセルになりました。荒々しい兄に対して冷静沈着な弟という役柄と違い、ジャレッドは精神的に不安定なところがあるらしく、過去にも鬱病を患っていたりもしました。もしかしたら15年続いたドラマの終了に動揺している部分もあるのかもしれません。しかし今回は被害を受けた方もいらしゃるので擁護はしがたいところ。ご自身の問題に向き合って、しっかりとケアし、影響を被った方々に償ってほしいと、日本からひっそり思っております。
コンにはジャックとアベルの末っ子コンビがジャレさんの代わりに出たそうだね
ジャレさん……
逐一感想
ディーンはバンカーに籠り、カスティエルにサム捜索をさせている模様。ていうかカスティエルは前エピソードで奪ったトラックをまだ使っているのか…。
ディーンは天使に電話で指示を与えながら、ついでに母のことを相談。端的に言って思いっきり相談相手を間違ってる。もちろん解決せず。
母が生きて傍にいることは嬉しいけれど、どう接したらいいのかわからないディーン。母は母で、兄弟たちの境遇への罪悪感と、自分の時代と異なるハンティング方法で居心地の悪さを感じている。二人っきりでバンカーにはいるけど、心はすれ違っている。
気まずい中、カスティエルから電話が入る。どうやらサムの監禁場所らしき農家を発見!しかし天使にとって強力な呪いが書いてあるらしく中を確認できないらしい。
強力だって?キャスも昔は強力な天使だったよな?
………不毛な会話を続ける気は……
兄のイケズ!w
本当は一人で捜索に出たかったが、母が張り切りまくったので、しぶしぶ彼女を連れてディーンは農家へ。イケイケになってる母をなんとか鎮めて外に待たせ、敷地内に入るディーン。しかしあっさりと呪文にひっかかり、さっそく拘束され、弟の前に引きずり出される。
死んだと思った兄が登場で、サムの驚きはいかばかりか。
ここでトニさんの拷問方法が変わります。
「あなたはどんな痛みにも耐えられるだろうけど、兄さんが痛い目にあうのは見ていられるかしら」
さすがウィンチェスター兄弟のことを調べ上げてるなぁ…
「あなたが親しくしていた男のことを教えてくれない?ベンジャミン・ラフィット」
え?誰?
「ベニーって呼んでだわね」
ベンジャミン・ラフィットってベニーの本名ですか!!スーパーナチュラル界一のいい奴で、吸血鬼にも関わらずすばらしい人格者で、兄貴がたいへん信頼し、非常に懐いていたベニー!
弟が反応していますw
当時、兄とベニーの仲に大騒ぎでしたからねー。
拷問を続けようとしたトニを、侵入を果たした母が止め、(サムの驚き…そしてなぜか「そうだ」とどやる兄)、さらに母とトニの乱闘を兄が止めたところで、「お見それした」といいながらイギリス人がもう一人登場しましたよ。なぜか後ろにカスティエル。
このイギリス男性も賢人らしい。呪いを無効化してカスティエルを中に入れたとのこと。このとき、ナチュラルに「君たちの闘犬」と天使を兄弟のペット化してましたが。
トニの暴走を謝罪し、処分を約束していったんはひいた賢人、ニック。うさんくさい。もちろん信用できない。
バンカーに帰り、母の運ぶ料理を堪能するディーンだが、お礼を言ったところで、母から「テイクアウトの料理から選んだだけ。料理はしないから。一切」(キッパリ)と衝撃の事実を突きつけられるw
幼い頃の思い出の料理はスーパーのお惣菜だったそうだ。ショックを隠せないディーン…
しかし母が自分の好物を覚えていて、買ってきてくれたことで満足することにした模様。パイを夢中で頬張るディーン…
サムにとって、母は写真の中だけの存在。だからか、紅茶を差し出すシーンはまるで野生動物におそるおそる餌をやる所作になっている。そしてサムは母に父ジョンの手帳を渡しました。空白の33年間を知る手がかりになるようにと。
総感
母は、サムが弁護士になろうと大学に進んだのに、退学してハンティングをしていることが納得できないよう。それは自分がハンターをやめて家庭に入ったからだろうな。子ども達が自分の嫌った家業についていることに心を痛めているけど、ディーンもサムも自らの意志で狩りをしているという返事は揺るがなくて。
兄弟と母のぎくしゃくした関係はこの先も続きそうな…。共に過ごした年月があるから兄弟の絆は強く、どうしても兄弟対母になってしまうよね。メアリーの孤独感はこれから増していきそう…。
一方、魔女ロウィーナと悪魔クラウリーの母子関係。
婚活にいそしむ母ロウィーナを「魔女だって言いふらすぞ」とデートから引っ張り出し、無理やりルシファーと対峙させ、うまくいかないとわかるやいなや一人で逃げる息子クラウリー。
息子が消えた今こそ、婚活へ!というわけにもいかず、ルシファーに捕らわれ、言いなりにならざるを得ない母ロウィーナ。
ちなみにロウィーナのデート相手はちょっと魅力的な中年男性で「独身の金持ちで持病を抱えている(byクラウリー調べ)」で、「私より早く死ぬ(byロウィーナ)」。彼と結婚して、フロリダでマティーニ飲んで、マダムたちとテニスするのが夢だった。道徳的には問題がありますが、一人の女としてはステキな夢じゃないですか。(だよね?) だのに魔力という才能がある故に、平凡な(だよね?)幸せを許されないロウィーナに、少し同情してしまいました。
裕福な未亡人になりたかったよね、ロウィーナ…
自分勝手な見所
いやいやいやいや、前回、人間一人にボコボコにされてましたよね?
深刻化する天使の弱体化……
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