ある日、X(旧Twitter)を眺めていたら、「超クウガ展」の告知がタイムラインに流れてきて、思わず声が出るほど驚きました。
『仮面ライダークウガ』は2000年に放送された作品で、2025年の今、なんと25年も経っています。
しかもナビゲーター(音声ガイド)を務めるのがオダギリジョーさん!!
「なぜこのタイミングで……?」と不思議に思いつつも、私にとってクウガは大好きで、忘れられない特別な作品。
朝の番組で観たあの頃のワクワクは、今もずっと心に残っています。
これは行かずにいられない!と思い、すぐに前売り券を購入しました。
そして実際に行ってみた結果、心から「行ってよかった」と思える展示でした。
記憶が鮮明なうちに、記録を残しておきます。

音声ガイドは五代雄介ですが、
25周年特別動画には一条さんが……!!
クウガの思い出
私がクウガに夢中になったきっかけは、周囲からの口コミでした。
怪人を「未確認生命体」と位置付け、官民が協力して対抗するというリアリティのあるストーリーが、特撮に馴染みのなかった私でもとても見やすかったです。
何より、自分にとって一番の魅力だったのは、主人公・五代雄介のキャラクターと、相棒の一条薫刑事の関係性。

飄々とした雄介と、真面目な一条さん。
救い救われ、導き導かれの間柄が大好きでした
五代雄介を演じたオダギリジョーさんは当時まだ無名の若手俳優でしたが、今や押しも押されぬ大俳優です。

クウガが今の彼にとってどんな存在だったのか、ずっと気になっていたので、ナビゲーターを務めてくれたことが本当にうれしかった!
クウガをもう一度観たくなった方はこちら!
懐かしの雄介と一条さんにまた会えます。
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超クウガ展の概要
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開催期間:2025年6月14日〜7月6日
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会場:東京ドームシティ Gallery AaMo
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全10 room に分かれた展示
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roomごとの音声ガイド
音声ガイド
今回の展示の大きな目玉のひとつが、オダギリジョーさんによる音声ガイド。
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#オダギリジョー #超クウガ展 展覧会ナビゲーター
就任決定!!
◣_____________◢音声ガイドで来場者と共に
「#仮面ライダークウガ の歴史」を振り返る!▼公式HPhttps://t.co/THbPYXUcoS#クウガ25周年 pic.twitter.com/CzWooEjpF2
— 超クウガ展【公式】 (@kuuga25th_ten) April 18, 2025
自分のスマホで専用のURLにアクセスして聴く形式です。
会場に入ってすぐ、設置された機械でQRコードを読み込みます。
音声ガイドは10種類あり、各roomごとにマークを目印にスタートする仕組み。
イヤホンはレンタルがないので、必ず持参が必要です。
音声ガイドには時間制限があって、90分間だけの有効時間。
私は展示をじっくり見ていたら途中で「やばい、時間が足りない!」と気づき、一部を飛ばして聴くことになりました。

できれば2時間は欲しいところです。
地方巡回では改善されるといいな…
オダギリジョーさんの語りは淡々としつつも、時折優しく、ちゃめっ気のあるトーンで、やっぱり彼にとってクウガは今でも特別な作品なんだと感じました。
また、高寺プロデューサーや脚本家の荒川さん、当時は助監督だった鈴村さんが登場し、オダジョーと語り合う箇所もあり、裏話が盛りだくさんで、ファンにはたまりませんでした。

オダジョーの口から「リーダー」や「ナナねぇ」という言葉が飛び出し、あの頃と変わっていない呼び方にジーンとしました
展示のみどころ
入場してすぐ目に飛び込んでくるのが、トライチェイサーに乗ったマイティフォームの等身大フィギュアとオープニング映像。
懐かしさと感動で、しばらくその場を動けませんでした。

オダジョー若い!!
桜子さんの謎のポーズが懐かしかったです
room2からはグローイングフォームをはじめ、さまざまなクウガの姿が!

グローイングフォーム

マイティフォーム
十字架を背負ったクウガは教会のシーンからですね。
裏話もあり、一条さんのコートの火が思った以上に消えず、スタッフもキャストもハラハラしていたそうです。
あのとき五代が必死だったのは、オダジョー自身が本気で必死だったからなんだなと納得w

ドラゴンフォーム

ペガサスフォーム

タイタンフォーム
クウガのデザイン決定までのラフ画もたくさん公開されていました。
当時の試行錯誤が伺えて興味深かったです。
グロンギたちの姿も迫力満点!

グロンギたち

もっといっぱい撮ったはずなのですが、データに残されておらず…。
残念
等身大フィギュアだけでなく、頭部のミニチュアなどもあり興味深かったです!
驚くことに、バラのタトゥーの女の怪人体もありました!
こちらは写真撮影は禁止でしたが、物販でアクリルスタンドを購入することができます。

一条さんとバラのタトゥーの女の緊張感あるやりとりがすごく好きでした。
セリフはないのに、ひりつく空気とどこか色っぽい二人…。
他にも:
- グロンギたちの詳細設定資料
- 全エピソードの台本
- エピソードのプロットから完成にいたる制作メモ
- 各話のダイジェスト映像と制作裏話
- クウガキャストオーディションのポスター
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撮影現場の写真(みんな仲良さそう!)や資料
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スタッフルームのミニチュア模型(2階部分に背中を見せて立っているのは五代=オダジョー!服装が懐かしい!)

仮面ライダークウガ スタッフルーム
再現された喫茶ポレポレも見ごたえ抜群でした。

喫茶ポレポレ

おやっさんが出てきそう!
カレーが食べたくなりますね!
そして最終決戦も再現。

アルティメットフォームになったクウガとン・ダグバ・ゼバ

私はこの後、二人が人間の姿になって血まみれで闘う姿が忘れられない
最後のroom10のテーマは「青空の向こう側」。
最終回を彷彿とさせる青空に、キャストやスタッフのサインとメッセージが記されていました。

心優しい雄介が凄まじき戦士となったことで精神的に深いダメージを負い、みんなを笑顔にしても彼自身はこの世界に居続けることができなくなってしまった。
先代のクウガのように封印という道もあったけれど、子ども向け番組という枠の中で国外に去る結末にされたという裏話も知り、改めて胸が締めつけられるようでした
物販も充実!
会場の出口付近には物販コーナーがありました。
フィギュアやアクリルスタンド、クリアファイル、Tシャツ、喫茶ポレポレのマグカップやティーポット、シュガーポットまで勢揃い!
ちなみに私が購入したのは
本当は超クウガ展の図録も欲しかったのですが、なんと一週間ほどで完売。
予約販売のみで、代金を支払うと予約番号とURLがもらえ、後日住所登録して送ってもらう形でした。

超クウガ展図録予約票

図録でもオダジョーが熱量高く語ってくれているらしく、読むのが今から待ち遠しいです!
こぼれ話:2回行きました…!
ここでちょっと裏話を。
実は私、超クウガ展には2回行きました。
最初は6月20日(金)の午後2時頃に行ったところ、まさかの 1000人待ち!

入り口近くで入場整理券を受け取りました
前売り券を持っていても当日券の人と同じ扱いで整理券を受け取り、結局3時間並んでもあと200人というところで、次の予定との兼ね合いで泣く泣く諦めました。

入場整理券のQRコードを読み取るとこの画面になりました
その後、運営側が対応を変え、開場時間が2時間早まり、12時までは前売り券の人のみ入場可 というルールに。
7月3日(木)の10時半に再チャレンジしたら、列に並ぶことなくすんなり入れました。
主催側も予想以上の集客だったと思いますが、混雑緩和の対応をしてくれて本当に感謝です!
終わりに
25年経っても、クウガは私の心の中でずっと殿堂入りの作品。
展示を通して改めて、クウガが多くの人に愛され続けていることを感じました。
ありがとうありがとう企画実現神様ありがとう清らかな心になりました五代、一条さん、フォーエバー
東京での超クウガ展は幕を閉じましたが、このあと福岡、名古屋、大阪と巡回予定です。
もし行こうか迷っている方がいたら、心から「行って!」と伝えたいです。
きっと、自分の中にあった熱い想いを思い出させてくれるはずです。

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