池袋のコミティア153見本誌読書会に行ってきました

雑記

コミティアの見本誌読書会は、即売会当日にサークルから提出された見本誌を自由に読むことができるイベントです。
コミティア終了後、通常は1週間ほど経ってから開催され、会場には都内の公共施設や会議室が利用されます。

私は9月15日、池袋で開かれたこの見本誌読書会に参加してきました。

COMITIA153見本誌読書会感想

会場と入場の流れ

会場は「IKE・Biz(としま産業振興プラザ)」の6階にある多目的ホールでした。板張りの舞台もある広い部屋で、普段は発表会などにも使われているのかもしれません。

開催時間は11時から18時。入り口で「見本誌読書会アンケート」の用紙を受け取り、入場します。

ホールには長机が並び、1ブロックに8脚の椅子がある島が14列ほど設置されていました。机の上にはずらりと同人誌が置かれていて、参加者は好きな席に座って自由に読むことができます。

帰りにはアンケート用紙を受付に渡して退場します。(後日、郵送やWeb投稿でも提出可能です)

雰囲気

私は11時過ぎに会場に到着しましたが、すでに半分以上の席が埋まっていて、静かに本を読む人でいっぱいでした。ほとんどの方が一人で来ているようで、会話はほぼなく、ただ黙々と本をめくる雰囲気です。

読書のスタイルも人それぞれで、じっくり一冊を読み込む人もいれば、全ブロックを素早く回ってとにかく目を通していく人もいました。私は気になった本をゆっくり読んだり、サークル名をメモしたりして過ごしました。

はいほ
ゲノコ

普段の即売会だと、人見知りな性格もあってサークルさんの前で本を手に取るのをためらってしまうのですが、この読書会では気兼ねなく中身を見られたのがとてもよかったです

注意点

会場内は飲食禁止です。長時間いる予定なら、外で水分補給や食事を済ませてから入るのがおすすめです。(再入場は自由です)

入場時にもらうアンケート用紙は、再入場の際にも必要になるので無くさないようにしましょう。また、感想は読んだ直後に書くのが一番です。そのため筆記用具を忘れずに持っていくと安心です。

はいほ
ゲノコ

私はシャーペンを持っていったのですが、芯を入れ忘れて書けないという痛恨のミス

読書会では同人誌をその場で買うことはできません。ただし、見本誌の裏にはサークル名が貼られているので、気に入った作品は後から検索して調べることができます。人見知りの私はビッグサイトでは目当てのサークルさん以外の本を手に取れなかったのですが、この読書会では新しい本やサークルとの出会いがあるのがとても良いと思いました。

まとめ

全体を通して、一人でも安心して参加できる静かなイベントだと感じました。
もし時間に余裕があれば、コミティアの会場で即売会を楽しみ、その後に読書会で見本誌を読む──両方に参加できたらさらに充実すると思います。

即売会ならではの熱気やにぎやかな雰囲気は、現地でしか味わえないものです。しかし、私はなかなか本を手に取ることができず、表紙を横目に歩くだけになってしまいがちです。
その点、この読書会では気兼ねなく本を手に取って中を読めるのが、とても良いところだと思いました。

はいほ
ゲノコ

同人誌のジャンルは本当に幅広くて、普段自分では手に取らないような本にも出会えて刺激になりました!

おまけ|感想「戦後80年収蔵資料展 変わりゆく日常 区民が残した戦争の記憶」展

同じ建物の7階では、「戦後80年収蔵資料展 変わりゆく日常 区民が残した戦争の記憶」という展示も行われていました。
規模は小さい展示でしたが、区民が持ち寄ったのでしょうか、生活に密着した資料が多く、とても印象に残りました。

例えば、防空用防毒面(ガスマスク?)や、金属不足で布製になってしまったバケツ、缶詰代わりに陶器で作られた防衛食、終戦後、区民へ味噌汁椀用に配られた軍施設の食器(星章あり)など当時の暮らしぶりがリアルに伝わってきました。
焼夷弾の筒に経文や梵字が書いたり、石や木で作られたボタンがあったりと、初めて見るものばかりで驚きの連続でした。

また、学童疎開に関する資料も印象的でした。
受け入れ先のお寺が子どもたちのために準備した陶器の湯たんぽや、疎開の準備物をまとめたしおり、ホテルの支配人が子どもたちに向けて書いた「カワイイヨイコのみなさんへ」というメッセージ付きの注意書きなど、どれも生活感があって胸に残りました。

さらに、千人針の実物や、出征を送り出す旗(出征幟)も展示されていました。特に旗は、映像や写真で見るものよりもキラキラと豪華で、実物ならではの迫力を感じました。

小さな展示ではありましたが、大きな戦争資料館では見られないような区民目線の資料に触れられて、とても貴重な時間でした。

さらにおまけ|池袋ごはん

食事は会場から歩いてすぐのラーメン屋「ヌードルボイス」で、濃厚ホタテ麺を。

スープはとても濃厚で、ポタージュのようになめらか。
生の玉ねぎは経験がありましたが、生の大根が入っているラーメンは初めてで、濃厚なスープとよく合っていました。
麺は200g、250g、300gから選べ、私は250gにしましたがかなりの量で大満足でした。ホタテ感は正直どこにあったのか分からなかったものの、スープそのものが美味しくて満足の一杯でした。

NOODLE VOICE - 池袋 | ラーメンデータベース
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