先週、とうとうスーパーナチュラルシーズン13のBDを手に入れました!
仕事が一段落するのを待って、やっと今週見たのですが、ゆっくりちまちま見て味わうつもりが、一度見始めたら先が気になりすぎてとまらず、6話まで一気に見てしまいました。
ディスク交換の指示で我に返って、ストップできた次第。
それぐらい、シーズン13の始まりは私にとっておもしろい展開でした。
ところで、現在はシーズン15なので、シーズン13は一昨年……ということは私のスパナチュ歴も少し追いついてきたなぁ、と感慨深いです。
できれば、最終回をリアルタイムで味わいたいと思っているところ……!!
ということでシーズン13、魔王の息子ライジングです!
逐一感想
魔王の息子誕生
生まれたてなはずなのにすでに育ってる魔王の息子。
見た感じ、20歳前後?
でも眼が黄金色に輝いて、なんだか邪悪な雰囲気を醸し出していて、
父さん?
と、どうやらすでにルシファーを求めている雰囲気。
ちょっと危ない??
で、息子。
よく見るとなかなかにイケメンなんですわ。
イケメンなんだけど、素っ裸なのね。
ま、誰も服着て生まれてはこないんで当たり前といえば当たり前なんだけど。
サムとは会話が成り立ってる感じ。
しかし、ディーンが二人を見た途端、いきなり銃を撃ったもんだからさ。
……………
ディーンは、母が時空の裂け目に消えて、カスティエルとクラウリーが滅したダメージで
かなり心がすり切れてたもんだから沸点が低かったてのもあるけど、
そもそも、カスティエルにも初対面でいきなり撃つような人だしね。
息子は攻撃されたもんだから、なんかとてつもない波動を出して兄弟を気絶させちゃいましたよ。
意外にかわいい魔王の息子
息子くん、名前をジャックっていうんだけど、意識のない兄弟を置いて、一人、トボトボ国道を歩いて行っちゃって、初めてのファーストフード店に到着しました。
でも、何もかもが初めての生まれたての雛だから、お店の看板人形をあろうことか「父さん」と勘違い。
ルシファーが、チープな海賊人形 笑
素っ裸のイケメンが真面目な顔して人形に「父さん」と語りかけているんだから、店内の人たちは困惑。
店員さんはともかく保安官を呼んで回収してもらうことにしたみたい。
気絶状態から目を覚ました兄弟はインパラを走らせ、国道沿いの例のファーストフード店に到着するんだわ。
サムが店員に
若い男で、背はこのぐらいで、特徴は素っ裸
って結構パンチのある質問をするんだけど、店員はもちろん即答。
兄弟はジャックのいる保安官事務所に向かうことができました。
よかった。
保安官は店員の母でもある人なんだけど、結構なオカン属性なわけで
ジャックに遺失物の服と靴を着せてあげて、お水もあげるの。
やさしい人でよかった。
ジャックは初めての服と靴なもんだから、めっちゃ興味津々で。
しかもペットボトルの水の動きも気になるみたいでめちゃくちゃ観察してるの。
それはもう大真面目な表情で。
あれ?なんかこの顔、見たことなくないか?
オカン保安官はジャックに身元についていろいろ質問するんだわ。
かろうじて答えられたのは名前がジャックということぐらい。だって生後1日だから。
それと父さんに会いたいとばかり言うのだわ。
迎えに来るはずなんだけどまだ会えていない
だから父さんを探している
どうしても見つけなければいけない
生まれて間もないのに、まるで本能のように父親に執着するなんて、ルシファーとのつながりを感じて恐怖なんですけど。
しかし、答えるときの表情が眉間に皺寄せて、しかめ面寸前の真顔………えっとこれ、見たことあると思ったけど、めちゃくちゃカスティエルじゃないか??
いや、まじで。
しかも表情だけじゃなく、面差しもすごい似てるの。
わざと似てるこの役者さん選んだのか?っていうぐらい…。
でも父親はルシファーなんだよね??
って思ったんですけど、
実はジャックくん、ルシファーではなくカスティエルを「父さん」認定してまして。
お腹の中にいるジャックにケリーが「ずっと守っていてくれる」と教えてたらしい。
僕が生まれてくる世界はすごく危険だから赤ん坊とか子供の姿でいたらいけない。だからいそいで大きくなる必要があった。危険だからこそカスティエルを父さんに選んだ
さすが魔王の息子……強い。
しかし父親がカスティエルっていうのも、かえってなんかちょっと不安な気がする。
オカンが席を話したすきに、保安官の息子はジャックと仲良くなって、二人して自販機のお菓子をちょろまかして食べるの。
不思議なパワーを使ってぼとぼと落ちてくるお菓子を食べてるんだけど、ジャックは甘いものがお気に入りらしくて
ヌガーが好き
うれしそう。
あれ、ちょっとかわいい?
ところが天使たちが魔王の息子を捕まえてにやってきて、追ってきたディーンとサムとともに襲われてしまうんだわ。
彼は天使の剣で胸を刺されるんだけど、ぜんぜん効かない。
なんとか兄弟は天使たちを制圧しまして。
救急車に乗る保安官母子をベンチにちょこんと座って見送るジャック。
彼を見つめる兄弟。
ディーンはジャックのことを魔王の息子だから邪悪で、殺さないといけないと思ってるけど、サムは、ジャックを邪悪とは限らないし、時空の裂け目から母を救う手段に使えると思っている。
二人の思惑は真逆だけど、ディーンは殺す手立てがわからないうちは、ジャックをバンカーに閉じ込めるべきだと判断し、サムは保護する意味(と役に立つであろうという目論見←だってサムだから)で、二人はジャックを連れて帰ることを決意。
というわけで3人のバンガー生活が始まるシーズン13はじまりはじまり!
雑感
母が時空の裂け目に消えたこと、クラウリーとカスティエルが消滅したことはディーンにかなりのダメージを与えたようで。
もちろんサムもつらさを感じているだろうか、ディーンはもっと根っこの部分が傷ついてしまったようで。
レゾンデートルも揺らいでいる精神状態なように感じます。
兄貴、もともと自己肯定感が0に近い人だからな…。
特に心の受け皿的存在だったカスティエルの消滅はこたえてるんじゃないだろうか。
今回、ジャックを探しに行ったとき、保安官に珍しく正直に
「ディーン・ウィンチェスター。仕事は怪物退治」
と告げているんだけど、
「人を助けてる?」と質問されたときの
「いや、仕事してるだけ」
と答えた空虚な目が、かつて「飢餓」に心が空っぽだと指摘されたときにそっくり。
天使たちからジャックが「どんなことだってできる」と教えられて、兄貴が
「なんでもか?」
と聞いたとき、天使が
「それだけは無理。カスティエルは戻せない。生き返らない」
と即座に言ってて
あ、天使たちも兄貴の弱みがここにあるって見破ってるんだなーって。
カスティエルが消えて抜け殻になった器、ジミーをシーツとカーテンでくるむ兄貴。
炎に包まれる遺体を見つめる兄貴。
なんかもう、ちょっとやばいなって感じでしたよ。
余談ですが、サムが海賊マークのファーストフード店に入ってる時、兄貴がチャックに祈り、でも届かない願いに荒立って、海賊マークに八つ当たりするシーンがあるんですが
この世に戻してほしい仲間に「クラウリー」が含まれていたことがとてもうれしかったですよ、個人的に。
クラウリー、よかったね……。
自分勝手な見所
とにかく父さんを見つけないと。僕を守ってくれる
やめておいたほうがいい。ルシファーは君を守ったりしない
ルシファーって彼はそんな名前じゃない
僕の父さんはカスティエル
え?
この流れ、好き。
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