逐一感想
異次元から来たサムとディーン
兄弟がバンカーで調べ物をしていると、衝撃音がしました。
見に行くと、異次元の扉とフォルクスワーゲンビートルが出現しています。
車から降りてきたのはサムとディーンでした。
両者、顔を合わせて四すくみ
しかしほどなく扉がまぶしい光を放ち、車と兄弟は消えてしまいます。
あっけにとられ、混乱する兄弟。
二人はカスティエルに向かってわぁわぁ説明しますが、もちろん理解されません。
そこにデスが現れて、彼らは異次元のサムとディーンだと明かします。
自分たちの世界が消滅することを察して逃げてきたというのです。
オカルタム
デスは、ジャックの体が回復したので、次は精神面のステップに進みたい、
それにはオカルタムが必要だと言います。
オカルタムは武器ではないが強力なもので、精神面に関わるものらしいのですが
長い歴史の中、存在が不明になっていました。
調べた結果、ある一家が所持していたが、信仰療法に頼った女主人が
手かざしする女に渡したことがわかります。
その女は、手から発光し、不治であるはずの病を治し、
その見返りにオカルタムを要求したとか……。
ジョーだ！
さっそくジョーの元に行き、オカルタムについて聞き出そうとしますが
彼女はルビーに持ち去られたと語ります。
兄弟は地獄へ天使は虚無へ
ルビーなら地獄に隠しているだろう。
そう考えた兄弟は地獄へ行くことにしました。
その頃、バンカーにはまた異変が起こっていました。
半透明のサムとディーンがいるのです。
キョロキョロしたり空間をつついたり……
どうやら彼らは次元間の隙間にとらわれてしまったようです。
彼らは苦しんでるのか？
そうは思えない
よし!地獄へ行くぞ！
待てよ！このままほっといていいのか？
後で対処する。今は地獄に行く
えー、兄貴、そんなイージーな。
カスティエルはジョーの言葉を信用しきれず、兄弟が地獄へ行っている間に
虚無へ行ってルビーに直接聞こうとします。
ジャックに留守番を託して、仮死状態になるカスティエル。
よく観察して私が死にかけたら私を戻せ
魂がなくてもわかる。
キャスを殺しちゃいけない。
もし僕がへまをしたら？
君は永遠に私を失う。
君ならやれる。
それからサムとディーンが地獄から戻れるように
まじないの火を燃やし続けろ。
そうでないと君は永遠にサムとディーンを失う
突然、大役をまかされたジャックくん。
魂はなくても顔が(;´ﾟдﾟ`)になってましたね。
ジョーの言葉は偽りで、地獄にはオカルタムはありませんでした。
虚無へ行ったカスティエルはルビーに会うことができました。
オカルタムとは最終戦争時に守ってくれる安全なところであり
とある場所に隠したことをカスティエルはルビーから聞き出します。
バンカーに戻った兄弟と天使は、ルビーから聞いた場所へ行くことにしました。
オカルタムの発見
チャックにオカルタムを捜索していることが見つからないように
兄弟は次元の隙間にいる兄弟を利用することにしました。
隠れ家にいる俺たちを見せればいい！
彼らを代役にするのか？
本人なら難しくない！
兄貴のそういうシンプルな思考法、私は好きです。
異次元の扉を開く呪文を使う。
次元の隙間なら材料はキャスの恩寵でも平気だろ
……（ムッ）
あぁ、せっかく仲直りしたのに！
無事に隙間から出した異次元兄弟をバンカーに置いて、
一行はルビーが教えた場所……教会へ向かいます。
見つけたオカルタムは拳大の球でした。
エノク語が書かれている
要約すると”オカルタムに入るにはオカルタムを自らの中に”
ジョーの言うことを信じなかったカスティエルでしたが
今度はディーンがルビーの言葉を信じられません。
教会には地獄の猟犬まで現れる始末で（なぜかサムちん一人で阻止してます。
ものすごく必死です）、ディーンはカスティエルに詰め寄ります。
そんな中、ものすごい笑顔でカスティエルとディーンに振り返るジャックくん。
あの球は？
飲んだ
なんだって？
自らの中にって書いてあったから
だめだ！吐き出せ！！
大丈夫。何も起きないよ
言ったそばから体を折って苦しみだすジャックくん。（案の定）
一人必死で地獄の猟犬の侵入を止めているサムちんも驚く中、
ジャックは光に包まれて消えてしまいました。
エデンの園
ジャックくんは緑豊かな庭園で目を覚ましました。
現れた謎めいた少女に、ここが「ガーデン」すなわち、
「エデンの園」だと知らされます。
少女が消えると、次に大きな蛇が現れました。
蛇は「お前の本当の姿を見せてみろ。お前がどんな姿になるか見せてみろ」と
ジャックくんに問いかけます。
ジャックくんの脳裏にこれまでの様々な記憶が蘇ります。
ルシファーの息子としての姿、
ディーンやサム、カスティエルと過ごす楽しい日々、
起こした数々の過ち
忌まわしい、悲しい思い出……
動揺したジャックくんは倒れこみました。
再び教会。
相変わらず一人で必死に地獄の猟犬を止めているサムちんと
立ちすくむディーンとカスティエルの目の前に光の球が降りてきました。
光は地獄の猟犬を消滅させました。
まばゆい光が消えるとジャックが倒れていたのでした。
一行はバンカーに戻りました。
意識が戻ったジャックくんはどこか違っていました。
ごめんなさい。
なんで感じなかったんだろう？
僕もお母さんを失ったのに。
なんでわからなかったんだろう？
僕のせいで死んだ
メアリーを死なせたことに涙を流しながら謝罪しています。
魂が戻ったのです。
許して。お願いだから僕を許して
なおも泣き続けるジャックくん。
ディーンは驚きのまじった複雑な表情を見せるのでした。
雑感
ルビーがあの器に入ったのは、S４以降。
滅したのがS５最終話。
アナエルが地上に降りてきたのはS９のはず……
もしかしてファイナルシーズンだから
慌てて無理やり共演シーンを作った？とうがってしまいますが
（アナエル役とルビー役はジェンセンさんとジャレッドさんの奥様です）
そんなサービスよりも時間軸とか設定の矛盾がヲタは気になるのよ……
という気持ちをかき消した、異次元ちゃんたちでした！
異次元兄弟の愛車はフォルクスワーゲンビートル。
なんともかわいらしいフォルム。
兄弟のいでたちはお坊ちゃま風。
アンクル丈のパンツがかわいい！！
サムちんは髪をハーフアップにしてるし。
異次元のジョンはハンター社（Hunter Corp)を設立。
怪物を狩って報酬を得て財を成し、
兄弟を甘やかして育てたらしいです。
途中、ディーンが対抗意識を燃やしてか
「俺たちは国中で怪物を狩ってる」と言ったら
異次元ディーンは
「俺たちは世界中で同じことをやってる」って言ってておもしろかったな。
しかも異次元ちゃんたち、まったく他意なし。
金持ちの鷹揚さというかなんというか。
自家用機も持ってるらしいですよ。
異次元サムちんはサムの恰好が気に入らず
髪型もかたくなに変えませんでしたが
異次元ディーンはビールにも慣れ
アジアの巨乳ドットコムも嗜み、
出資者との連絡や季刊レポートもない時間を楽しんでいる模様。
インパラにも手をだしたようで（ディーンの逆鱗に触れる）
フランネルシャツも欲しがるなど
めっちゃなじんでる。
最終的にはディーンによってブラジルに追いやられてしまいましたが
異次元ちゃんたち、なんだか憎めない二人組だったので、
またこちらのサムディーンと再共演してほしいですね。
うん、共演なら、こちらで頼むよ。
自分勝手な見どころ
ブラジルから戻ってこーい！
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