私はアメコミものの映画が好きです。
ただし原作コミックはほぼ読んでおらず、超ライトなファンです。
マーベルキャラではバッキーが一番好き。
陽キャの過去を持つ陰キャ、闇属性、スティーブとの関係、セバスチャン・スタンさんの見た目などなど、どれもツボです!
ディズニープラスに加入したのもひとえにバッキー見たさのためです。
なので、どうしても偏りのある文章になってしまうかもしれません。
あとBL要素ありです。
以上、ふまえてディズニープラスで配信中のドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」の各話感想をつづっていきます。
よろしくお願いします
逐一感想
サムとバッキー、盾をジョンから取り返す
相棒の死に動転し、公衆の面前でフラッグ・スマッシャーズのメンバーを惨殺したジョン・ウォーカー。
パニック状態のまま駆け出してしまいます。
追いついたサムとバッキーは、とにかくジョンを落ち着かせ、盾を返すよう説得します。
あくまでも戦闘中に起きたことだ。
きちんと説明すれば酌量の余地はある。
盾を俺に返せ
ジョンは応じず、サムとバッキーに攻撃します。
サムとバッキーの2人が、ジョンと闘うここのシーン。
バッキーの力強い格闘術と、翼を駆使したサムの守りと攻めがめちゃくちゃかっこいいのです!
バッキーがふっとばされて倒れた際、メタルアームが放電して細かく痙攣するのは、映画「キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー」を髣髴とさせて心躍ります。
バッキーは昏倒してますが。
フェーズ4以降のマーベルはアクションシーンのCGがアレなことが多々見受けられるのですが、
「ファルコン&ウィンターソルジャー」は全体的にクオリティが高くてうれしいです。
願わくば「キャプテンアメリカ4」や「サンダーボルツ」に受け継がれますように……
量産するより、質の高いものをじっくり丁寧に作ってほしい
優勢になったジョンはサムを抑え込みました。
そして「俺がキャプテンアメリカだ」と叫びながら翼をもいでしまいます。
とどめにサムにむかって盾を振り落とそうしかけました。
そこに意識を取り戻したバッキーが突っ込み、ジョンをはじき飛ばして盾を奪いました。
倒れたままのジョン。
バッキーは取り上げた盾をサムの近くに投げ落とします。
盾を手にするサム。
サムの元に再び盾が戻りました。
ジョン・ウォーカー@諮問委員会
大勢の目の前でむごたらしい人殺しをしたジョン・ウォーカーは、諮問委員会にかけられることになりました。
ラトビアでの顛末について、ジョンが釈明をしようとしても、一切聞き入れられません。
問答無用で「キャプテンアメリカ」の肩書と権限をはく奪されました。
しかも不名誉除隊となり、階級も恩給もなし。
ジョンは国に献身してきたのに、守ってもらえないどころか、今までの業績が無視されて、切り捨てられる方向へ。
自業自得とはいえ、冷たいなぁ。
「愛国」の虚しさをここでも感じます
深く落ち込むジョン。
そんな彼に謎の熟女リクルーターが近づいてきてサンダーボルツに続く……は置いといて
心も体も傷ついたジョンはレマーの実家へ赴きます。
遺族に彼の死について経緯を説明します。
しかし殺した男こそがレマーの命を奪ったと微妙に嘘をついているのがなんとも。
自分でも自分のしでかしたことが認められないってことなんだろうなぁ
レマーの両親はジョンを受け入れましたが、姉妹らしき女性はどこか冷淡な目で見つめているのが印象的な場面でした。
シーンは変わって、ジョンが作業部屋でなにやら制作しています。
丸い金属、星型の塗装……あれれ、これはもしかして盾を自分で作ってます??
バッキー@ソコヴィア
消えたジモを追って、バッキーはソコヴィアへ赴きます。
バッキーが現れることは承知だった様子のジモ。
もっと早く来るのかと。
安心しろ。
君は殺さないことに決めた
そいつは安心だ
ジモはカーリに救いはないと言い、暴走を止めるには彼女を殺すしかないと言外ににおわせます。
助言に感謝するが、こっちのやり方でいく
そうか。その言葉を恐れていた
バッキーはジモに銃を構え、引き金を引きます。
しかし銃弾はこめられていませんでした。
ジモは希死念慮を抱いているっぽい。
特にバッキーに引導を渡してもらいたかったような
ジモは現れたワカンダの戦士たちに連れていかれました。
君のノートから私の名前を消させてもらった。
君のしたことにはなんの恨みもない。
さよなら、ジェームズ
バッキーの贖罪リストにジモも名前があがっていたのでしょうか?
ジモに関しては、バッキーの方が被害者なような気がしますが。
サム@アメリカ
ボルチモア、イザイアの境遇
スティーブ以来のスーパーソルジャーであるのに、存在を隠されていたイザイア。
盾を携えたサムは彼の家を訪問しました。
そして彼からスーパーソルジャーになった経緯とその後の身の上について聞き出します。
軍隊にいたイザイアは破傷風の血清だと言われて超人血清をうけました。
他にも同じように騙された少数の黒人兵たちがいましたが、彼らはそれぞれ違うタイプの血清を受け、イザイア以外は全員体調が悪くなってしまいました。
それでもそのまま任務に就いたのですが何人かが敵に捕らわれ、捕虜になってしまいました。
彼らから超人血清の秘密が露呈することを恐れた上層部は、捕虜収容所を爆撃し、「証拠」を消そうとしました。
しかしイザイアは施設を抜け出し、捕虜になった仲間を救いだしました。
けれども結局彼らはみな死んでしまい、一人残されたイザイアは軍の実験台となりました。
それは彼の境遇を憐れんだナースが、書類に手を加えてイザイアの死を偽造し、解放してくれるまで30年続きました。
イザイアは死んだことになっているのですね
サムはイザイアのこれまでを知ってショックを受けます。
このままじゃだめだ。誰かに言わないと
世界は変わったし、俺にはコネもあります
イザイアは「俺は死んだこのままでいい」と言い、さらに続けます。
「キャプテンアメリカ」はアメリカの象徴
アメリカは白人の国
すなわち「キャプテンアメリカ」は白人の盾
だからアメリカは黒人が「キャプテンアメリカ」になることを認めないし
黒人自体も「キャプテンアメリカ」になろうとはしない
サムはイザイアの家を立ち去ります。
ルイジアナ、サムの決意
ルイジアナに帰省したサムは、実家の船が思うように売れず、修理が必要なことを知りました。
どこかふっきれたような表情のサム。
サムは亡き両親たちの知己に声がけをし、協力を仰ぐことを思いつきます。
両親の人徳で支援の数々が集まりました。
修理作業にはりきるサムの前にバッキーが現れました。
ドヤ!=(ワカンダに頼んで新しい翼を作ってもらったぞ!)
バッキーは成り行きでサムのお手伝いをすることに。
運ぶのに手間取りそうな大荷物を軽々と持っていくバッキー。
固くてなかなかはずせない板を片手でめくるバッキー。
力仕事ならバッキー。
……ってぐらいの活躍ぶり。
若干サムが悔しそうw
メタルアームを使えばいいのに
それ、つい忘れるんだよな。俺、左利きで
そのままバッキーはサムの家に泊まることに。
翌日、サムは盾を投げる練習をしています。
サムは盾を継ぐ決心を固めたのです。
妙な気分だ。
また手にするって。
その盾のレガシーは引け目にいっても複雑すぎる
黒人に盾を託すとは世間がどう反応するか、スティーブも俺もわかってなかったんだ。浅はかだった。悪かったよ。許してくれ
そのうえでバッキーは自分にとって、盾は家族みたいなものだったと語ります。
お前が手放した時、自分が空っぽになったみたいでなにも信じられなくなった。
お前も、スティーブも、自分も
それであいつの手帳を見て、もしかしたらあいつみたいにリストを作れば役に立つかもと思って
バッキーにとって、盾は国の象徴ではなく、スティーブそのものなんですよね。
そしてあのノート!
わかるけど、もう、スティーブはいない
正直もう関係ないんだ。
スティーブの気持ちはな。
自分が何者かは自分で決めないと
バッキーがニューヨークに帰った後も、サムはルイジアナに残り、盾を使いこなす特訓を続けます。
サムは姉、サラに言います。
イザイアは地獄を見たんだよ。
もし同じ目にあったら俺もああなっていただろう
でも俺が立ち上がって闘い続けないことには、あの人の犠牲は報われない
イザイアの諦めと絶望が、サムを奮い立たせたのです。
カーリの奮起
カーリはニューヨークの公園に仲間たちとともにいました。
難民キャンプはGRCによって閉鎖され、支援者たちも多くが捕らわれてしまい、カーリは怒りに燃えています。
近々、GRCは新たな法案を採決しようとしていました。
可決されると、たくさんの難民が退去強制となり母国へ返されてします。
「ひとつの世界 ひとつの国」を目指すカーリにとってどうしても阻止したいことです。
そこでカーリは新しい味方を加えることにしました。
というわけでなんとジョルジュ・バトロック再登場!
「つい最近サムにひどい目にあわされて復讐に燃えている男」とカーリは説明していましたが
悪いのは100%バトロックで、サムに非はないよね?
今までカーリの仲間たちは、彼女の主義主張に共感して集まってきましたが、バトロックは利害関係でのつながりになります。
彼は「活動は興味ない。ファルコンを殺しに来たんだ」とはっきり言ってますしね。
カーリは一線を越えたのみならず、道を踏み外し、脱線した列車のごとく走り出してしまったように思います。
雑感
それであいつの手帳を見て、もしかしたらあいつみたいにリストを作れば役に立つかもと思って
バッキーが持っていたスティーブの小さなノート。
中に書かれたリストはスティーブが現代に適合するために作ったもので、楽曲名だったり、料理の名前だったり、ほほえましいものでした。
翻ってバッキーのリスト。
同じ「リスト」とはいえ、バッキーのそれは過去の贖罪のためで、根本的に違う気がするのですが
それでも彼を真似てノートに書くことでスティーブを感じていたかったんでしょうね。
切ない。
そんなバッキーへサムから愛の鞭です。
地獄から這い出したいんなら出ればいい。自分で
「償いはしてる」と答えるバッキーに対し、サムは「償いと言うより復讐だ」と一蹴します。
ウィンターソルジャーの悪夢にバッキーが苦しめられ続けているのは、彼の目的がウィンターソルジャーの加担した悪事を絶つことになっているからだとサムは伝えます。
お詫び行脚も昔に手を貸した悪人たちを懲らしめてまわっているのも自分の気を晴らすためにすぎないと。
結局自分を救うためだ。
それより相手を救わなきゃ。
相手の役に立ってやらなきゃ。
その手帳に少なくとも一人はいるだろ?
救いを求めている人が。
それをやれるのはお前だけだ
ウィンターソルジャーが犯した悪行を消してまわるよりも、相手の心が安らぐ助けとなれ。
サムがイザイアの苦悩を知って、キャプテンアメリカへの道を選んだ理由がわかりますね。
バッキーの胸にも響いたようです。
さてサンダーボルツのバッキーは悪夢から解き放たれているのでしょうか?
気になります。
見どころ
↑の話をサムから聞いてるバッキーの表情がずっとこれ。
サムより背が高いはずなのになぜ上目遣い。
大きなお目目、かわいいね。
いよいよサムのニュースーツがお披露目です!
対になってるバッキーのフィギュアもかわいいですね。笑
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