私はアメコミものの映画が好きです。
ただし原作コミックはほぼ読んでおらず、超ライトなファンです。
マーベルキャラではバッキーが一番好き。
陽キャの過去を持つ陰キャ、闇属性、スティーブとの関係、セバスチャン・スタンさんの見た目などなど、どれもツボです!
ディズニープラスに加入したのもひとえにバッキー見たさのためです。
なので、どうしても偏りのある文章になってしまうかもしれません。
あとBL要素ありです。
以上、ふまえてディズニープラスで配信中のドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」の各話感想をつづっていきます。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_smile.jpg)
よろしくお願いします
逐一感想
GRC会場の騒動
GRCの会議場で異変あり。
察知したサムとバッキーが駆け付けます。
空からサムが建物に飛び込みます。
身にまとうスーツは白地に赤、青、星のマークがあるキャプテン・アメリカバージョン!
新スーツお披露目です!
バッキーデザイン?
ワカンダなのでヴィブラニウム製ですね?
気分あがる~~♪♪♪
サムはGRCのメンバーを建物外に出す作戦だと見破りました。
サムは阻止しようとするのですが、バトロックが現れ、闘うことになります。
その間にGRCメンバーはヘリコプターと車に分かれて建物を出てしまいます。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_happy.jpg)
バトロックの中の人は本物の格闘家!
元UFC王者、極真空手の黒帯です。
裏回し蹴り、飛び前蹴り、二段蹴り、後ろ回し蹴り、飛び後ろ蹴り……
いずれもフォームの美しさ、打点の高さにしびれます!!
ヘリコプターを追うサム
苦戦するサムでしたが、なんとか抜け出してヘリコプターを追います。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_happy.jpg)
ガラスを破った盾を、超速で飛んでキャッチ!
翼と盾の組み合わせが超超超かっこいいです!!
ヘリの操縦士はフラッグ・スマッシャーズのメンバーです。
サムから逃れるためにめちゃくちゃな操縦をしています。
ニューヨーク市警のヘリが巻き込まれ、墜落しましたが、サムが中からパイロットたちを救い出します。
居合わせた人達から拍手喝さいを受けるサム。
パイロットたちを地上に降ろすと、サムはすぐにとびだちます。
ヘリコプターの中には数人のGRCメンバーが人質状態になっています。
その中にヘリを操縦できる女性がいることを知ったサムは
彼女と秘密裏に連絡を取り、タイミングを計って操縦桿を奪わせます。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_happy.jpg)
GRCメンバーの顔をスキャンして操縦経験者を見つけ出したレッドウィング!
お手柄です!
車を追うバッキー
一方、バッキーはバイクに乗り、車を追っていました。
そしてバイクごと突っ込むバッキー。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_kusyo.jpg)
バッキーは強化された肉体を最大限に生かす闘い方が目立ちますね
(言葉を選んでいます)
フラッグ・スマッシャーズのメンバーと争いになります。
ここも圧のある動きでとても愛おしいです、バッキー。
時間稼ぎに車を燃やせと仲間たちに指示するカーリ。
大義のためなら自分も他人も命を奪っていいという思考に陥っています。
ためらいを見せていた仲間たちですが、結局はカーリの言う通り車に火を放ちます。
車の中から悲鳴をあげるGRCメンバーたち。
外から扉をロックされて開けることができません。
バッキーはメタルアームの力で必死にこじあけようとします。
ドアはやっとのことで開き、閉じ込められていたGRCメンバーが脱出します。
助けたGRCメンバーから「ありがとう」と言われ戸惑うバッキー。
![バッキー](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_seba.jpg)
とんでもない………
いとおしい…。
しかしバッキーはフラッグ・スマッシャーズのメンバーに蹴り飛ばされます。
メタルアームの指で地面をつかんでとどまろうとするバッキー。
その姿は映画ウィンターソルジャーの伝説的なあのシーンを思い出します!
かっこいい!!
かっこよかったんですが、スピードはおさまらず、そのまま下に落ちてしまいました。
![バッキー](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_seba.jpg)
あぁ~~~~~~
復讐心に燃えるウォーカー
話は少し前後します。
バッキーの注意が車にそれた隙に逃げようとしたカーリは、突然現れたウォーカーにはばまれます。
ウォーカーの狙いは親友レマーの敵討ち。
カーリは「彼を殺す気はなかった」と釈明します。
「殺しても意味ないもの」と余計な一言を添えて。
「レマーの命は意味ないってのか!!」と激高するウォーカー。当然です。
その時、ウォーカーが持っているのは「僕の作ったキャプテンアメリカの盾」。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_kusyo.jpg)
切ないやら哀れやら共感性羞恥心やら
なんかもういろいろ複雑な想いが行ったり来たりしますわ
この場面………
カーリはもう一台の車に乗り込み、走らせます。
そして自身は飛び降り、車は中にいるGRCメンバーごと下へ……のはずが、すんでのところでとどまりました。
ウォーカーはカーリと車を見比べます。
そしてカーリではなく車へ駆け寄り、懸命に救い出そうとするのでした。
下で見守っていたバッキーの元にウォーカーの「僕の作ったキャプテンアメリカの盾」が落ちてきます。
それはウォーカーが復讐心、名誉欲から解き放たれ象徴のように思いましたが、いかがでしょうか。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_muhyojo.jpg)
ウォーカー、根は善人だと思うんですよ
しかしウォーカーの背後からフラッグ・スマッシャーズのメンバーが次々と襲い掛かり、彼も下に落とされてしまいます。
いよいよ高所から落ちそうになる車。
そこにサムが現れ、レッドウィングと共に車を持ち上げ、地上に戻したのでした。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_smile.jpg)
バッキーが苦労してこじ開いたロックを
レッドウィングがいとも簡単に解除してたのがちょっとおもしろかったw
見守っていた群衆は大喜び。
「あいつはブラックファルコンだ!」
「いや、キャプテンアメリカだよ!」
などの声が聞こえます。
パワーブローカーの正体
バトロックが放った煙幕弾にまぎれて、カーリたちは逃げ出します。
カーリの目の前に現れたのはシャロンでした。
お互い知った仲である様子。
シャロン「マドリプールで会ったときは昔の私みたいで面倒見てチャンスもあげたのに裏切られた」
おや?
カーリ「スーパーソルジャーがほしいだけでしょ?私たちなしのパワーブローカにパワーなんてある?」
おやおや?
なんと!シャロンの正体はパワーブローカーでした。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_muhyojo.jpg)
まぁほとんどの人は「だよね」って感想だったと思うけど
そしてそれをバトロックにしっかり聞かれてるという……。
バトロックはパワーブローカーが誰かとは知らないまま雇われてカーリたちのグループに潜入し、スパイ活動をしていました。
しかし正体を知って、ここ幸いと脅しにかかります。
「報酬を4倍にしないと正体を明かす」@フランス語
でも脅した途端、シャロンに瞬殺されました。
はやっ!
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_humann.jpg)
あぁ……もっとあなたの格闘シーンを見たかった………
シャロンがバトロックを撃つのと同時にシャロンを撃っていたカーリ。
傷を負ったシャロンは倒れてしまいます。
とどめを…というところでサム登場です。
カーリの死
サムのコスチュームを見て、彼が「キャプテンアメリカ」を継いだことを知り、カーリはショックを受けます。
サムに襲い掛かるカーリ。
しかしサムは防御のみで手出しはしません。
![サム](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_macky.jpg)
闘う気はない
カーリは叫びます。
「やり返して!やり返せ!」
なんとも悲痛な声です。
最終的にカーリは銃口をサムに向けます。
そこに物陰から手負いのシャロンが銃を放ち、カーリは倒れます。
カーリはサムの腕の中で「ごめんなさい」と呟き、息絶えたのでした。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_muhyojo.jpg)
カーリの体を横抱きに運び、翼を広げて地上に降りてくるサムはまるで天使のようでした……
新しいキャプテンアメリカ
救い出されたGRCのメンバーたちはサムに感謝の言葉を口にします。
しかし、議題だった「再定住」については採決を改める気はないようです。
![サム](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_macky.jpg)
やっぱり国境を元に戻すんですか?
テロリストには負けなかったと答えるGRCメンバーにサムは意見を述べます。
まず、カーリたちはテロリストではない。
そもそもテロリスト、難民、ゲリラ、というレッテルは一方的な見方。
物事を強行させるときに使われる。
GRCには大きな影響力があるが、決断するとき誰に寄り添っているのか。
自分たちの仲間?影響力を与えた相手?
カーリがなぜ命がけで止めようとしたのか。
なぜ彼女が多くの人々の支持を得たのか考えてほしい。
サムは上記のことを「星条旗を背負った黒人」として語ります。
![サム](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_macky.jpg)
この瞬間、ここでも感じてる。
冷たいまなざしをね。
それは変えようのないことだ。
でも俺はここにいる。
超人血清はない。
金髪でも青い目でもない。
俺の持っている力はよりよい世界を作れると信じる心だけだ
サムの言葉は全世界に配信されていました。
イザイア、サラ、トーレスくんが聞き入っています。
話し終えたサムはバッキーの元へ行きます。
![バッキー](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_seba.jpg)
すまん、メール打ってたから聞こえたのは星条旗の黒人ってとこだけだった
このひねくれ屋さん!
でもかわいいんだよね。
![バッキー](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_seba.jpg)
お疲れキャプテン
![サム](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/09/20220902_macky.jpg)
ありがと
バッキーは怪我をしたシャロンを連れて去り、
サムはキャプテンアメリカとして依頼を受け、
フラッグ・スマッシャーズの残党を探しに飛び立ちました。
その後
GRCは再定住(実質、強制送還だよね)について白紙に戻したようです。
フラッグ・スマッシャーズの残党は囚われ、護送車でラフト刑務所へ行く途中で爆発に巻き込まれます。
ドヤ顔する年配の男性はジモの執事ですね。
そしてフラッグ・スマッシャーズのメンバー爆死のニュースを聞いて微笑むジモ@ラフト刑務所
どこまでもうわて。
ウォーカーは先回登場のうさんくさい女性(ヴァル)から新しいスーツをもらいました。
つか、前とほとんど同じ。黒くなっただけ。
そして彼は今やキャプテンアメリカじゃなくて、U.S.エージェント。
「復活だー」と大喜びしてたけど、そうじゃなくてさ、あなた。
いろいろあったけど、根は悪くない奴。
のせられやすい性格だってのもわかってきたので、心配だなぁ。
イザイアはサムに連れられてスミソニアン博物館へ。
「キャプテンアメリカ」の展示に黒人超人兵士のコーナーが増設されていました。
自分たちの存在が明らかになり、感無量のイザイア。
バッキーはナカシマの部屋を訪れ、息子の死の真実を告げます。
そしてスティーブのノートに書かれた名前をすべて消し、感謝の言葉を添えてレイナー博士のもとに置いていきます。
シャロンは恩赦を受け、CIAに戻ることを許されます。
よかったね、と思いきや
「バイヤーたちを集めて。スーパーソルジャーはメニューから消えたけどこれからはアメリカ諜報の極秘情報や新兵器がよりどりみどりになる」
こちら、完全に闇落ちですね。
キャプテンアメリカとウィンターソルジャー
不安材料(主にウォーカーとシャロン。ちょっとジモ)はあるものの、晴れ晴れとした表情のサムとバッキー。
サムの実家ルイジアナでパーティです。
茶目っ気たっぷりにケーキを持ってくるバッキーはもはやセバスチャン・スタン 笑
ケーキ崩れてるし。
サムとバッキーは海を眺め、微笑みあいます。
バッキーの肩を抱くサム。
二人は共に歩いていきます。
そして画面には
「CAPTAIN AMERICA AND THE WINTER SOLDIER」
と表示されて物語が終わります。
![はいほ](https://enomoto-illustration.com/wp-content/uploads/2022/05/eno_happy.jpg)
「THE FALCON AND THE WINTER SOLDIER」
とほぼ同じ静かなエフェクトで
「CAPTAIN AMERICA AND THE WINTER SOLDIER」
と出るんだもん。
びっくり&感動して声出ちゃいましたよ!
サムがキャプテンアメリカになるまでを描いた物語。
「ヒーロー映画」では描くことが難しいトピックを扱った、「行間」的なドラマでした。
葛藤を乗り越えたサムが主人公になる「キャプテンアメリカ4」が楽しみですね。
そしてもしこの先、バッキーとサムがメインとなる作品が再びあるのなら、
できればなんですが、
カーンとかマルチバースなんかは抜きにした二人の純粋なこの先が見たいです。
蛇足的な憶測
イザイアとスミソニアン博物館へ来た孫くんがイザイアの展示のキャプションを懸命に読んでいましたね。
もしかしたら孫くんはイザイアの過去を知ってはいたけれど、詳細までは知らなかったのではないでしょうか。
ここで祖父の素性や過去を詳しく知った彼に、なんらかの目覚めがあるのでは、と期待しています。
そしてもうひとつ、トーレスくん
サムのスピーチをパソコンの画面を通して聴いていた表情が彼氏面相棒感バリバリで。
サムが新しいキャプテンアメリカになったように、トーレスくんは相棒、新しいファルコンになるのかも?と。
ちなみにホアキン・トーレスはラテン系の名前ですね。
アフリカ系とラテン系のコンビというポイントでも興味があります。
深堀り・過去とむきあうバッキー
バッキーはウィンターソルジャー時代に多くの人命を奪いました。
トニー・スタークの両親も被害者でした。
映画「シビル・ウォー」では事件の映像を見たトニーが激高します。
あの時、バッキーは言葉を発さず、涙をたたえた目で立ちすくんでいたのが印象的でした。
彼の口からは謝罪や理由の言葉はありませんでした。
というか自分の罪の重さをただただ感じていて、
トニーの怒りや悲しみ、責めなど負の感情を浴びるつもりだったように見えました。
「受け入れる」のではなく、「浴びる」という言葉は、用法として正しくないのかもしれません。
けれど、あえて使いたいのは彼は「苦しみを耐える」のではなく、
「ひたすら苦しむ」ことで罪を贖ってる気分になる選択をしていたのかな、と感じるからです。
酷な表現ですが。
スターク夫妻殺人は成り行きでトニーに知られることになりました。
しかし今回は自分からの告白。
そして自分の気持ちが楽になるためではなく、ナカシマ救済のための行動。
ナカシマは息子の死の真相がわからず苦しんでいましたから。
もちろん贖罪の意味もあるし、ナカシマには新たな痛みが生まれたかもしれません。
しかし苦しみ続けることで自分を守っていたバッキーが、他者の苦悩へも気持ちを向けられたとき、彼自身の救済になるのだと思いました。
見どころ?
最近のセバスチャンスタンさん
これはバッキーじゃないっすか?
「サンダーボルツ」は長髪バッキーですか?ですか?期待していいですか?
もし長髪バッキーなら
めちゃうれしいです。
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