映画『ベスト・キッド:レジェンズ』ネタバレ感想|明るく爽快な青春アクション映画

映画感想

『ベスト・キッド:レジェンズ』を見てきました!

ベストキッドシリーズをまともに見たことなかった私。
タイトルを「カラテ・キッド」だと思い込んでいましたので、主人公がカンフーを学んでいるところで「あれ?」と。
いや、ジャッキー・チェンが出ているところで察しろと。
「ベスト」なんだから空手とは限らないんですよね。
途中までは主人公の高校生「が」おじさん「に」カンフーを教え、出る試合はボクシングという流れ。
え、このおじさんが「ベスト・キッド」なの?って思ってしまいました。
しかしおじさんは反則技をくらって意識を失い、主人公が特訓を受けることになり「ですよね〜」と納得。

 

はいほ
ゲノコ

原題は「カラテキッド」なのね???
やっぱり「カラテ」なの??(混乱)

あらすじ

北京の高校生リーは、ミスター・ハンのもとでカンフーを学んでいた。
しかし兄を亡くした悲しみと、母とともにニューヨークへ移住したことから、格闘技から距離を置くようになる。

ニューヨークでリーはピザ屋の娘ミアと出会い、親しくなるが、彼女の元カレであり地元の空手チャンピオンであるコナーの嫉妬を買い、衝突することになる。

さらに、ミアの父ヴィクターに頼まれてカンフーを教えるが、ヴィクターは出場したボクシングの試合で反則技を受け、重傷を負ってしまう。

兄の死とヴィクターの怪我が重なり、トラウマに苦しむリー。
見かねたミスター・ハンはニューヨークに駆けつけ、彼に空手大会への挑戦を促す。

そして旧友である空手家ダニエルと協力し、二人でリーを鍛え上げる。

厳しい特訓を経たリーは空手大会に出場し、数々の試合を勝ち抜いて決勝でコナーと対決。
カンフーと空手を融合させた技を武器に、激闘の末に勝利をつかみ取る。

はいほ
ゲノコ

ジャッキーのフットワークの軽さ(移動距離)

感想

アクションシーンはどれもキレがあり、とてもかっこよかったです。
空手の力強さとカンフーの流れるような動きが合わさった主人公リーの技。
対戦相手コナーの俊敏な動きも素晴らしく、観ていて爽快でした。

それにしても、全体のトーンがとても明るく爽やかでした。
主人公と母親は、兄(母にとっては長男)を殺された過去を抱えています。
また主人公が学校になじめず孤独を感じる場面もあります。
ですが映画はそこに重苦しさを残さず、アクションを中心にテンポよく展開していきます。
ミアとの恋愛模様も軽やかに描かれ、深刻になりすぎないバランスが絶妙でした。

映画の魅力のひとつは、そんな主人公リーのキャラクターです。
まっすぐで嫌味のない性格が、観ていてとても気持ちよかったです。
ミアに「今日は友達ができなかったの?」と聞かれたとき、笑顔で「今日はまだ終わってない」と返すシーンには、爽やかさと前向きさが凝縮されていました。
思わず「この子ならすぐ友達できるやろ!」と心の中でツッコんでしまったほどです。

そしてもうひとつは、やっぱりジャッキー!
私は小学生の頃から『プロジェクトA』『酔拳』などが大好きで、ジャッキーの笑顔を見るだけで気持ちが明るくなる――そんな「刷り込み」が今も健在だと実感しました。
アクションはもちろん、空手の達人ダニエルとの掛け合いもユーモラスで、武術の小競り合いすら微笑ましく映りました。

主人公の母役ミンナ・ウェンは『エージェント・オブ・シールド』『マンダロリアン』での活躍が印象的な方。
いつ蹴りを繰り出してもおかしくない、力強い存在感がありました。
ヴィクターは『FRINGE』のピーター役ですね。懐かしい。
コナーは『ミズ・マーベル』のカリーム! 思わぬ再会に嬉しくなりました。

はいほ
ゲノコ

最後に出てきたおじさんは、元祖『ベスト・キッド』でコナー的立場だった人だよね?
あの二人、一緒に暮らしてるんですか??

まとめ:『ベスト・キッド:レジェンズ』は爽やかな青春映画

総じて『ベスト・キッド:レジェンズ』は、ジャッキーの存在感とリーの爽やかな魅力が光る青春映画でした。
そしてジャッキーが今も変わらず輝いていることを再確認できました。

おもしろかったなぁ。
もう一度観たくなってきた!!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました