YouTubeのおすすめに出てきた動画がきっかけで『ヒプノシスマイク』を知りました。
普段なら出てこないのですが、私がよく見ているVtuber伊多月ばみりちゃんが「HIPHOPパクリ騒動」を扱った影響かもしれません。
かっこいい映像とノリのいい音楽に惹かれて、次々と関連動画を見ているうちに、会社や社会の愚痴を延々とラップして最後にキレる“社畜キャラ”が強烈に気になるようになりました。
そのうち彼は「新宿」のメンバーだとわかりました。
ちょうど映画が再上映されると知り、「これは行くしかない!」とTOHO新宿へ。

私が見た動画では「新宿」の3人は歌舞伎町のゲートの上で立っていたので……
マジでミリ知らなんですが、君が気になりすぎて来てしまいましたよ
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』感想
『ヒプノシスマイク』映画は参加型!スマホ投票システム
通常の映画ではスマホはオフが基本ですが、『ヒプノシスマイク』は違いました。
専用アプリを使ってラップバトルの勝敗を投票する仕組みになっていたのです。
上映前にQRコードが表示され、その場でアプリをDL。
突然の指示にあわてましたが、案内が丁寧で、時間も長めにとってくれるので無事に投票に参加できました。
バトルごとに投票でき、結果によって展開が変わる――自分がステージの一員になったようでワクワクしました。
キャラクターの魅力
1回戦は「池袋」VS「名古屋」、「横浜」VS「大阪」、「新宿」VS「渋谷」。
私は「名古屋」と「大阪」に投票しましたが、どちらも敗退してしまい残念。
しかし、注目していた「新宿」が勝ち進んだのは嬉しかったです。
「新宿」の3人は医者・社畜・ホストという設定ですが、見た目はまるで教祖とお付きの者二人のようで宗教感バリバリの怪しさです。

入り口にあった「新宿ディビジョン」等身大パネル
登場も、他のチームが飛び出てくるのに、「新宿」だけはゆっくりと現れるという異色さ。
なのに、歌詞や会話は意外と爽やかで、特に2回戦の歌はチームの結束力やお互いを思いやる雰囲気が伝わり、むしろ健全さすらありました。
一方で、「大阪」チームのリーダー格はいつも笑っているのに、たまに見せる開眼や、他キャラとのやりとりに闇を感じました。
↓真ん中の変なスーツの子。横浜の子と何があったの……
音楽と映像はまるでライブ
世界観は完全には把握できなかったけれど、とにかく曲が素晴らしい。
ラップでありながらメロディアスでノリもよく、映像もリリックが大胆に表示される演出で、飽きることなく最後まで楽しめました。
映画というより、まるで実際のライブに参加しているかのような体験。
キャラ同士の掛け合いや歌詞の中から個性と人間関係が垣間見える点も魅力的で、群像劇のようで面白かったです。
『ヒプノシスマイク』見終えて思ったこと
鑑賞後、「新宿」の3人はすっかりお気に入りに。
最初は社畜キャラだけが気になっていたのに、3人まとめて“箱推し”状態です。
今回は私は歌舞伎町のTOHO新宿で見たから「新宿」が勝ったけれど、もしかしたら渋谷で見たら「渋谷」、池袋なら「池袋」、そして大阪で見たら「大阪」……とご当地が強いのではないかと思いました。
また、ブルーレイや配信ではどうするのか、続編では前提をどれにしてどのように展開するのか、気になっています。
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おまけ|新宿ごはん
食事はTOHO新宿から徒歩5分、職安通り沿いの「心斎橋 味仙」へ。
ここに来ると、いつも「台湾ラーメン」を頼んでしまいます。
濃いめでしょっぱめのスープが麺によく絡み、シャキシャキのセロリがいいアクセント。
親切なお兄さんごとお気に入りのラーメン屋です。

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