先日、ワーナー海外ドラマシリーズ様の呼びかけで、同時視聴会がツイッター上で開催されました。
🎉#スーパーナチュラル✨
みんなとおうちでスパナチュ鑑賞会📅4/28(火)21:00~
📺<サード・シーズン>
第11話『火曜日のデ・ジャヴ』✅フォロー&《#おうちでスパナチュ》をつけて
みんなで一緒に盛り上がろう🔥参加者の中から抽選で賞品を🎁
詳細はこちら👇#おうちでエンタメ pic.twitter.com/fpt2lJAx3Q
— ワーナー海外ドラマシリーズ (@WBTV_JP) April 24, 2020
もちろん参加しましたよー。
いろんな人の感想が見れて楽しかった!
やっぱり「やだ!」と「黙って食え」はみんなの好きなセリフですねw
「火曜日のデ・ジャヴ」は前半はコミカルに、後半は打って変わってトーンが暗くなり、弟の重すぎる愛があぶりだされる神回で、後の暴走サムやロボサムの片鱗がうかがえて、何度見ても味わい深いと思いました。
サム役の内田さんも参加して、いっぱいつぶやいてくださいました。
あと15分程で、おうちでスパナチュスタートだよ。
シーズン3の11話。
「火曜日のデ・ジャヴ」
みんな、準備はいいかい?
私は準備万端です。#おうちでスパナチュ #スーパーナチュラル #サム #声優 #内田夕夜 pic.twitter.com/kGA4wzXzvx
— 内田夕夜 (@yuuya_uchida) April 28, 2020
久しぶりにS3を見て、サムとディーンを演じるジャレットとジェンセンはもちろん、吹替の内田さん、東地さんの声の若々しさにも驚きました。
10年前だもんなぁ。
ずっと見てると気が付かないけど。
長寿番組の醍醐味ですね!
逐一感想
前回、兄弟の言い合いを聞いてしまったジャックくんは、部屋に閉じこもってクローンウォーズを見ております。
サムに狩りを誘われても断る始末。
サムについては
扉をあける道具にしたいって言えば?僕を利用したいんだろ?
ディーンについては
目を合わせてくれない。いつかは殺される……
このまま兄弟を敵認定して、拗ねた子に育ってしまうのかと思いきや……
ジャックが生まれたときに時間と空間の扉ができて、3人で閉じたけど、母が別の世界に閉じ込められた
お母さんを救いたいんだね!
がんばればディーンは認めてくれる。狩りを手伝っていいところ見せろ!証明するチャンスだ!
……!
顔を輝かせるジャック。
いい子すぎるんですけどーーーー!!
で、狩りに出かけたジャックくん、背中にカーキ色のリュックを背負ってるんですよ。
なんか妙にかわいらしいのはいいんだけど、何を持ってるのかなって思ったら、PC。
母ケリーのメッセージムービーの入ったPC。
今回の狩りにかかわったシェイプシフターに頼み込んで、PCを見せて、
ケリーの姿になってもらうんですよ。
このシェイプシフターは人間を襲わず、逆に人間を癒すセラピストとして生きているんだけど、
ジャックくんの「(自分は)たぶん怪物なんだ」っていう本音に
「何者かなんてどうでもいい。何ができるかを考えて。たとえ怪物でも人の役に立てる」
と言ってきかすんですよね。
本来は狩りの対象である怪物なのに、人を助けようとして働いているシェイプシフターの言葉に
ジャックくんの心は軽くなったのではないでしょうか。
しかも疑似とはいえ、母ケリーに甘えられたし。
その後、騒動の中、兄弟の命を助けたジャックくん。
バンガーに帰って、キッチンで水を飲んでいると、ディーンがビールを取りに現れます。
とたんに硬直するジャックくん。(かわいそうだがかわいい……)
しかし……
今日はよくやった。ジャック
……!
頬をゆるませ微笑むジャック。
この子はーーーー!!!
健気すぎて悶えます
雑感
今回も出ましたよ、ディーンの複雑さ&繊細さ。
事件を調べるため、セラピストを訪れる兄弟。
探りを入れるためだったのですが、思いがけず本音のぶつかりあいが始まってしまいます。
母たちがいなくなった衝撃で、半ば自暴自棄になっている兄についてサムが
「母の急な死にまいっていて、気持ちの整理がつかない」と説明したことに
おふくろの死を受け止めてる!
きっちり整理をつけてる!
キれ、さらに
おふくろはもう戻ってこない!
もう何度も言ってるだろうか!
あきらめずにメアリーを救おうと奮闘するサムに対する当てこすりです。
ケンカ腰で返事するサムに兄はヒートアップ。
弟は逃げてる!
おふくろの死を認めないんだ!
生きてるって思ってる!
認めちまったら現実になる!
おふくろの死を受け止める根性がない!
怒鳴る兄に怒鳴り返す弟。
母さんのつながりは僕より濃いだろ!
兄貴と同じだけの愛情が欲しい!僕はもうもらえないんだって認めればいいのか!
ここ、ちょっと、「え、そうなの?」って思いましたよ。
サムの心の裏にはそんな思いが隠れているなんて…。
兄と違ってサムはメアリーとの思い出はほぼ皆無だし、愛情に飢えていたとは思わなかったです。
たぶん、ディーンも驚いたのではないでしょうか。
(ちなみにここ、セラピストとジャックが同じ部屋にいるんですけど、二人して置いてけぼりになっています)
(そしてジャックは、大人二人の応酬に硬直しています)
しかし事件解決後、今度はサムがメアリーに関して気弱になってしまいます。
母さんのこと。僕は現実から逃げてるだけ
お前が言うな
あれ?サムにも母は死んでるってあきらめさせたいんじゃなかったけ?
認めるな。生きてるって信じろ。信じていてくれ。俺は無理だからさ
えええー。
これって
相手に否定してもらいたいがためにわざと信じたくないことを言っちゃう、面倒くさい系な?
なんか本当にもう、兄貴の繊細さと複雑さをひしひしと感じました……。
自分勝手な見所
暗闇の中で目覚めたカスティエル。
そこは「虚無」で悪魔や天使が滅した後、永遠に眠る世界らしい。
天地創造の前から存在していた世界らしい。
その「虚無」が擬人化して、カスティエルの前に現れました。
カスティエルの姿で。
同じ姿の二人が画面上にいるんですが、「虚無」ちゃんはノリが非常に軽いので
ちゃんと区別がつきます。(ミーシャさんと津田さん、すごいです)
本来は起きるはずのないカスティエルがなぜ起きたのか不思議がる「虚無」ちゃん。
「虚無」ちゃんは眠ることが大好きなのですが、起きている人がいると寝られないそうで、とても不機嫌です。
カスティエルを寝かしつけようとなだめすかしたり、背中さすったり、殴ったり、蹴ったり、いろいろするんですが
寝てほしい母と
寝たくないベビーの闘い
「地上に戻せ」と要求するカスティエルに
「虚無」ちゃんは、地上に戻っても兄弟を助けられないみたいなことを言ってとどめようとするんだけど、
わかってないなー
役に立つ働きができなくても、ただそばに存在するだけで心を満たせるってことがあるんですよ。
そして
カスティエルの勝利。
見事な粘り勝ちです。
時は前後して、ディーンはサムと会話を交わした後に、
「信じるものがなくなっちまった……」
とうつろな表情を見せます。
精神的にかなりきてる兄。
そんな辛そうな兄に呼応するかのように、原っぱに横たわるカスティエルの姿が出現しました。
カスティエルが!地上に!
ディーン、もうちょっと耐えて!
あなたのハギーベアーはすぐそこよ!
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