見てくるよ!! pic.twitter.com/PqfcyqTa7g
— ゲノコ (@guenopon) September 18, 2023
本作品、賛否両論らしいです。
見る前は「ケネス・ブラナー風のアレンジのせいかな」って思ってました。
「やっぱり原作やドラマ版を知ってると違和感あるんだろうな」程度に考えてたけど、実際のところ??
アガサ・クリスティーの原作もスーシエのドラマも知っている私からはっきり言います。
アガサ・クリスティーの原作やスーシエのドラマを知らなくても違和感バリバリだと思う。
舞台がイギリスからイタリアになってることや、小太り不思議少女が霊媒師ミッシェル・ヨーになってることなんて、些細な改変でした。
「ミッシェル•ヨーである必要あったのか」と赤木の口調で言いたくなった
— ゲノコ (@guenopon) September 18, 2023
そこよりなによりぶっちゃけ、肝心のトリックに納得しかねる問題。
犯人、やること多すぎやろ
↓ここからネタバレです↓
狂信的な母親が、娘を怯えさせるために庭の花を抜き、異国へ旅立つのは
凄まじい行動力だなって思うけど、そこはまだいい。
いい?
(つかアガサ・クリスティー作品ではこんな狂った母親がわりと登場する)
言いたいことはここからよ。
娘を離さない母は毒を盛る計画を立てる。
そのために。
- トルコで芍薬の種をゲット
- 自宅の庭に蒔いて育て
- 並行して養蜂をスタート
毒を人知れず入手するためとはいえ、遠回りしすぎだろ、おい。
一番驚いたのはミッシェル・ヨー殺人の過程よ。
絶対なんらかのトリックがあると思ってたのに
- ミッシェル・ヨーを背後から襲って
- 抱えて
- ぶん投げて
- 階下の彫像に向けて落とす
完全なる力業でした。
ってお母さん、あなた、その細腕で。
職業、オペラ歌手よね??
筋トレ?筋トレしてたの、娘の死後?
音楽室ならぬ筋トレルームが屋敷にあったのかもしれません。
つか音楽室よ音楽室!
お母さん、オペラ歌手らしく防音の音楽室があるんですが。
防音の音楽室から医者の悲鳴
— ゲノコ (@guenopon) September 18, 2023
防音の音楽室から医者の悲鳴
防音とは。
しかも医者が死ぬ前にお母さん、電話をかけてますからね。
やること多すぎやろ(2回目)
あと感じたのはドラマ版が好きな方、オリヴァ夫人とポアロの関係にひっかかるんじゃないかなってこと。
ケネス・ブラナーはポアロをどうしても孤独な男にしたいらしい。男の美学的な?
私はポアロに対して孤独というより孤高のイメージを持ってるんで、ちょい解釈違いかな。
ま、最後はオウムとコナンくんが無事だったのですべて良しですかね。
オウムとコナンくんを知りたい方は映画館へGO!
貼っていいのかわかんないのですが、ドラマ版。
原作に近いです。なので霊媒師はいません。
原作はこちら。もちろん霊媒師はいません。
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