アーガイル見たよ!
ドクタケ忍者隊最強の軍師だったわ。
キリ丸と半助はあないに踊らないけどね。
ウインターソルジャー成分もちょこっと pic.twitter.com/FYLMvLzqeU— ゲノコ (@guenopon) March 5, 2024
あらすじ
エリー・コンウェイは作家で、敏腕スパイ「アーガイル」が活躍する小説が大人気である。
彼女は「アーガイル」シリーズの新作の執筆に取り組んでいた。
しかしアイデアに詰まり、愛猫「アルフィー」と共に実家へ帰省するため列車に乗り込むことにした。
車内で彼女は見知らぬ男たちに襲われるが、スパイを自称する男「エイダン」によって救われる。
実はエリーの書いた小説が、実際のスパイ組織や活動と一致していたため、彼女はその身を狙われることになったのだ。
エリーの頭の中にしか存在しないはずの「アーガイル」の世界が、目の前の現実と重なり合い、彼女は混乱する。
しかしエイダンとアルフィーとの逃避行を経て、エリーは自分の真の正体を知ることになる。
感想
マシュー・ヴォーンといえば、多くの方が「キングスマン」を思い浮かべるかもしれません。
しかし、私が彼の作品に最初に触れたのは「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」でした。
どちらの作品も、レトロ感のあるおしゃれな音楽、デザイン性の高い映像、そしてアクションと音楽の見事なコンビネーションが特徴です。
彼の作品は常にスタイリッシュです。
今までの映画で感じ取ってきた、マシュー・ヴォーン監督の好むものや美意識やあれやこれやが存分に、そして惜しみなく詰め込まれているのが、本作品「ARGYLLE アーガイル」です。
選曲や音楽の使い方、画面構成や演出などあらゆるところで監督の映画のどこかのシーンを思い出させます。
正直なところ、これほどまでになると、スタイリッシュというよりは、ある種のパターン化を感じました。
マシュー・ヴォーン作品が初めての人であれば、楽しめるかもしれません
ストーリーに関しては、エリーの父親が登場する中盤から急展開し、物語に引き込まれました。
ただし、アクションシーンの荒唐無稽さが突き抜けすぎてて、思いっきり笑える人と馬鹿馬鹿しさに我にかえる人に分かれそうです。
ここがこの映画をどう評価するかの分岐点かもしれません
映画や小説のスパイと言えば、一般的に美男美女というイメージがあります。
しかし、エリーとエイダンは、典型的な中年の男女という見た目です。
そんな実像とは対照的に、小説の「アーガイル」と彼の相棒はマッチョなハンサムコンビだと描写されています。
特に、極上の色男「アーガイル」がエリー自身であるという真相は、彼女の潜在意識下でどのような作用が働いたのか、多くの意味で興味深いです。
総論:ネコ、カワイイ
ところでエンドクレジット後、若かりし「アーガイル」が登場しましたね。
このシーンで本作品が「キングスマン」と同じ世界線だと示唆されましたが、この先どうつながるんでしょうか、気になるところです。
主要キャラが登場するテーマソングのPV
テンションあげあげのメンツの中、通常営業のカヴィル氏が実にいい。
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