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流三16「シネマ・ロマンティーク cinéma romantique」感想

スラムダンク
#流三 #SD【腐】小説500users入り シネマ・ロマンティーク cinéma romanti - pixiv
10月に入ってすぐ、一人暮らしの三井の部屋に宮城から電話がかかってきた。 気づかいの要らない簡単な挨拶をかわした後、宮城が、 「実は三井さんに頼みたいことがあるんです」 と言った。 湘北高校では今年の夏休みに、 「映画館で好きな映画を1本観て、感想文を書く」 という宿題が出たらし...

内容

高校2年生流川×大学1年生三井
現代設定(配信、映画泥棒など登場)

あらすじ

湘北高校の夏休みの課題は映画感想文だった。
映画を見ると寝てしまう流川は課題を仕上げることができず、困った宮城は三井にヘルプを出す。
三井は前年度の感想文で高評価を得ていたのだ。
一緒に映画館へ行く二人。
流川は寝たら起こしてほしいと手を握ることを要求する。
しかしやはり寝てしまう。
映画を見ては寝てしまうことを繰り返す流川と過ごすうち、三井は抑えていた恋情を再認識する。
結局は流川の代わりに感想文を書きあげるが、流川は文章から三井の想いを読み取り、「プロポーズ」だと大喜びする。

感想

バスケ以外はポンコツで、言葉足らずなのに、決めたことには一直線な流川が愛おしい。
見守る宮城たちバスケ部員たちも暖かい。
三井は文章がうまい設定なの、わかりみがある。
元不良らしく口調が荒かったりしますが、育ちのよさと知性の高さを感じるので。
一方、そのおおらかさがすぐ流されてしまいそうというかチョロそうという面につながるのですが。
そんな三井の愛らしさを味わえる小説です。
最後に三井は感想文を流川自身に書かせようとまた映画館へ一緒に行くのですが、
ラスト一文がとても素敵で、キュンキュンします。

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