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流三1「モンシロチョウに恋をした」感想

スラムダンク
#腐向け #腐向けSD モンシロチョウに恋をした - tomoの小説 - pixiv
ふわふわの綿を積み上げたような真っ白な雲が、戸建ての屋根やマンションの隙間からくっきりと明るい青色の空へと高く伸びている。 太陽と地球が最も近付くこの時期、地上は茹だる様な暑さだ。 そんな下界のことなど露知らず、坊主の妖怪の名を付けられた雪のように漂白された雲は、晴天の澄んだ水色...

内容

流川×三井

あらすじ

流川にとって三井は周囲と違う存在になった。
三井の言葉やふるまい、表情などが気になって仕方がない。
そばにいたいと思うし、笑顔を見るとうれしくなった。
三井も流川をかわいがっている。
お互いに先輩後輩以上の感情を抱いている気配はある。
しかし流川は一歩踏み出す勇気と覚悟がもてない。
気持ちを言葉と態度にするには彼はまだ幼かった。
加えて自分たちが同性の先輩後輩だということもブレーキになっていた。
ある時、二人はたまたまテレビ番組で政治家が
「子をなせない関係性を築くなんておかしい」と主張するのを見た。
その場に居合わせたバスケ部員が同調した様子を見せる。
三井は、その日から流川にそっけなくなる。
離れていく三井に寂寥感を覚えた流川は、自分に向き合う。
恋慕の情を抱いていること。
拒否されることを恐れていたけれど、想いは間違いないこと。
そしてその「誰かを大切に想う気持ち」は心に喜びと支えを与えてくれる。
切欠になったチームメイトの言動が流川たちの誤解であり、むしろ自分たちの関係性を肯定していることも知る。
あの日から一緒に帰らなくなってしまった三井を流川は追いかけ、想いを告げるのだった。

感想

「同性カップルには生産性がない」と言った政治家がおりましたね。
子どもを産まなければ「無駄」なのか?
スラムダンクの二次創作ではありますが、テーマはパロディの域を超えていて、考えさせられましたし、感銘も受けました。
誰か、または何かを愛する気持ちで世界は輝きます。
無駄か無駄じゃないかで判断してたら生きてる意味はどうなっちゃうんでしょう。
ていうか、他人が大切にしていることをジャッジする愚かさよ。
最後に。
安田ファンのみなさん、安心してください。
安田はいい人です!

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