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流三3「蝉は大声で愛を叫ぶ」感想

スラムダンク
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内容

流川×三井
R-18描写あり

あらすじ

流川は三井から性的な誘惑をされる。
からかい半分の誘いだったが、流川は乗り、二人は肉体関係を結ぶ。
交わりはいつも三井の一方的なもので、気持ちはいいが流川は自慰の道具になっているようですっきりしない。
恋愛にも性にも疎い流川は三井の意図がわからず、自分たちの行為は隠したまま石井たち同級生や木暮に相談する。

感想

流川の助けになろうと意見を出し合う一年生たちがかわいいです。
彼らの恋愛観はピュアそのもの。
いや、流川はやることやっちゃってるんですが、そこは置いといて。
「人を好きになるとは?」
同級生たちとの対話を通して恋心を自覚する流川が微笑ましいです。
そしてもう一人の相談相手の木暮。
木暮にとって三井は「いつも騒がしくしているが、それは他人に気を使っているからで、実は胸の内を秘めがちで、自分を追い詰め人知れず泣いている人物」だと話します。
すばらしい理解者がいてよかったですね、三井。
流川に強く惹かれていたけれど、過去の恋愛が足枷になり、自分の気持ちに向き合えなかった三井の本心が暴かれます。
流川が蝉の絵を描いてきて説明する場面がとても好き。
すべてが明らかになり、ハッピーエンドが見えたとき、「先輩はセックスなんかしなくてもいいんだっけ?」といじわるする流川と「したいです」と答えて泣きそうになる三井がまたかわいいです。

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