内容
宮城×三井
R18描写あり
モブレ過去あり
あらすじ
三井と宮城は、一緒にAVを観たことから性的な関係を築いてしまう。
宮城はその時点で童貞であり、一方の三井は既に男性経験があった。
三井が大学に進学した後も、二人はなんとなくセフレのような関係を続けていた。
しかし、宮城はある日、三井の初体験が集団による凌辱だったことを知ることとなる。
三井はこの重い過去を軽い口調で語るが、それは宮城に大きな衝撃を与え、二人の関係は疎遠となる。
以降、宮城は女性との性行為ができず、自慰すらしなくなってしまう。
一方の三井は、宮城との別れの後、複数の男性と性的な関係を持つようになっていた。
三井は表面上は平然とレイプのことを語っていたが、実際には性的な内容を目の当たりにすると嘔吐反応を示していた。
しかし、宮城と性的関係を持ってからは、そのような反応はなくなり、むしろ性行為を楽しむようになった。
それが結果として、複数のセフレとの関係を持つことに繋がったのである。
久しぶりに三井と再会した宮城は、三井のあっけらかんとした表情の裏に隠れた傷ついた心を感じ取り、複雑な気持ちに苛まれる。
感想
セックスを経て、三井は性的に奔放になり、一方でリョータはED……ではなく、三井としか性的な関係を持てなくなるという、なんという皮肉。
輪姦されて性的なことにトラウマをかかえた三井。
それでもその過去を軽い調子で語る姿がかえって痛々しいです。
内面の深刻な痛みを認めたくないんでしょうね。
でも、リョータの告白への答えにはこれまでになかった「深刻さ」があったという描写が好きです。
三井の本当の感情が反映されていて、自分の内面と向き合う一歩を踏み出した瞬間のように思えるからです。
さて、リョータはこの後アメリカに行ってしまいますが、二人はどうなるんでしょうね。
リョータは三井以外ダメな体になってしまってますが、三井はどうするか。
その先の物語も想像せずにはいられません。
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